2021年08月31日
紡ぐ魂 第6回
紡ぐ魂、第6回目は、令和3年3月卒、第73代キャプテンの野村明輝君です。
新型コロナウイルス感染症の影響で、3年時のインターハイが中止されました。
このような経験をするのは、沼津東高サッカー部73年の歴史でもなかったことでしょう。
「不完全燃焼のまま終わりを迎えた」3年時。
ネガティブな否定的意思を持ったままでは、したたかな現実につぶされます。
第73代の部員たちしか、感じなかったこのネガティブな経験を、これからの人生でひっくり返すだけの論理を各部員たちが身に着けてほしいと思います。10代後半から20代にかけて、それは個々の人生との闘いになるわけですが、彼らが肯定的な意思によって、自らの人生を歩んでくれることを望みます。
沼津東高サッカー部の歴史は、そのような歴史だと感じています。
野村キャプテンも、「13人の選手、2人のマネージャーと共にサッカーに熱中し続けたことは、とても楽しく、一生忘れることのないものとなりました」と語っています。
新しい増山監督との3年間も、「これからの沼津東高校サッカー部に引く継がれていくであろう戦術を自分たちが第一人者として築き上げていく、このことはとても刺激的だった」と語っています。
後輩たちは、73代が築き上げたものを大切に、伝承して行ってほしいと思います。
以下、第73代野村明輝キャプテンのメッセージです。
(沼津東高サッカー部OB会 川口 明彦)
沼津東高校サッカー部第73代主将の野村明輝と申します。
第73代を支えてくださった先生方、父母会の皆様、OB会の皆様、そしてすべての関係者の皆様に感謝を申し上げます。たくさんのご支援とご協力、応援、ありがとうございました。
父母会、OB会の皆様のご支援により、ユニフォームの変更、新たなトレーニングの導入など、さまざまな変化や挑戦の機会を与えていただきました。本当にありがとうございました。
これから、第73代の現役時代の様子、後輩へのメッセージを書きます。
成績は、新人戦県ベスト32、東部ユースリーグAリーグ昇格でした。
新たな監督のもと、1から戦術を築き上げていき、新人戦で戦い、その後は新型コロナウイルスの影響で不完全燃焼のまま終わりを迎えました。これからの沼津東高校に引き継がれていくであろう戦術を自分たちが第一人者として築き上げていく、このことはとても刺激的でした。
始めはなかなか合わなかったり、上手くいかないことが多かったけれど、自分たちが引退する頃には、後輩たちの手本となると言えるレベルには、到達していたと思います。
ただ、新型コロナウイルスにより最後の大会である総体を迎えることが叶わなかったことは、とても心残りであります。
特殊なケースではあるものの、このように突然サッカーを続けられなくなることがあり、悔いの残る形となってしましました。
しかし、13人の選手、2人のマネージャーと共にサッカーに熱中し続けたことは、とても楽しく、一生忘れることのないものとなりました。
現役選手へ
まずは、1年生。自分の武器を見つけてください。私は、技術は他の選手と比べてありませんでしたが、スピードやヘディングは自分の武器であったと思います。
2年生になってから自分の武器を探しているようだと、とても遅いです。これだけは誰にも負けないというものを持っていると、他のプレーにも余裕を生みます。
次に2,3年生。いつ終わっても良いと思えるくらい後悔のしない日々を過ごしてください。
正確には、最後に残る後悔をなるべく少なくしてほしいと思います。後悔なく終われるのは全国でたったの1チームだけです。どのチームにも後悔は必ず生まれます。あの練習でもう一歩頑張っていたらというような小さな後悔は絶対にしてほしくありません。
昨日の試合で勝ててたらという後悔があるなら、すぐにその後悔を行動に移してください。そうしていけば、最後に残る後悔は本当に少なくなると思います。
中学生へ
沼津東高校は本気でサッカーをするにはとても良い環境です。どの選手も全力で取り組んでいるので、やっていてとても楽しいと思います。サッカーだけだなく、勉強をする環境も整っています。どの生徒も勉強に対する意識が高いので、たくさん刺激を受けられます。
沼東サッカー部は文武一流を目指しています。勉強もサッカーも頑張りたいという人は大歓迎です。ぜひ一度体験や見学に足を運んでみてください。
沼津東高校サッカー部 第73代主将 野村明輝



新型コロナウイルス感染症の影響で、3年時のインターハイが中止されました。
このような経験をするのは、沼津東高サッカー部73年の歴史でもなかったことでしょう。
「不完全燃焼のまま終わりを迎えた」3年時。
ネガティブな否定的意思を持ったままでは、したたかな現実につぶされます。
第73代の部員たちしか、感じなかったこのネガティブな経験を、これからの人生でひっくり返すだけの論理を各部員たちが身に着けてほしいと思います。10代後半から20代にかけて、それは個々の人生との闘いになるわけですが、彼らが肯定的な意思によって、自らの人生を歩んでくれることを望みます。
沼津東高サッカー部の歴史は、そのような歴史だと感じています。
野村キャプテンも、「13人の選手、2人のマネージャーと共にサッカーに熱中し続けたことは、とても楽しく、一生忘れることのないものとなりました」と語っています。
新しい増山監督との3年間も、「これからの沼津東高校サッカー部に引く継がれていくであろう戦術を自分たちが第一人者として築き上げていく、このことはとても刺激的だった」と語っています。
後輩たちは、73代が築き上げたものを大切に、伝承して行ってほしいと思います。
以下、第73代野村明輝キャプテンのメッセージです。
(沼津東高サッカー部OB会 川口 明彦)
沼津東高校サッカー部第73代主将の野村明輝と申します。
第73代を支えてくださった先生方、父母会の皆様、OB会の皆様、そしてすべての関係者の皆様に感謝を申し上げます。たくさんのご支援とご協力、応援、ありがとうございました。
父母会、OB会の皆様のご支援により、ユニフォームの変更、新たなトレーニングの導入など、さまざまな変化や挑戦の機会を与えていただきました。本当にありがとうございました。
これから、第73代の現役時代の様子、後輩へのメッセージを書きます。
成績は、新人戦県ベスト32、東部ユースリーグAリーグ昇格でした。
新たな監督のもと、1から戦術を築き上げていき、新人戦で戦い、その後は新型コロナウイルスの影響で不完全燃焼のまま終わりを迎えました。これからの沼津東高校に引き継がれていくであろう戦術を自分たちが第一人者として築き上げていく、このことはとても刺激的でした。
始めはなかなか合わなかったり、上手くいかないことが多かったけれど、自分たちが引退する頃には、後輩たちの手本となると言えるレベルには、到達していたと思います。
ただ、新型コロナウイルスにより最後の大会である総体を迎えることが叶わなかったことは、とても心残りであります。
特殊なケースではあるものの、このように突然サッカーを続けられなくなることがあり、悔いの残る形となってしましました。
しかし、13人の選手、2人のマネージャーと共にサッカーに熱中し続けたことは、とても楽しく、一生忘れることのないものとなりました。
現役選手へ
まずは、1年生。自分の武器を見つけてください。私は、技術は他の選手と比べてありませんでしたが、スピードやヘディングは自分の武器であったと思います。
2年生になってから自分の武器を探しているようだと、とても遅いです。これだけは誰にも負けないというものを持っていると、他のプレーにも余裕を生みます。
次に2,3年生。いつ終わっても良いと思えるくらい後悔のしない日々を過ごしてください。
正確には、最後に残る後悔をなるべく少なくしてほしいと思います。後悔なく終われるのは全国でたったの1チームだけです。どのチームにも後悔は必ず生まれます。あの練習でもう一歩頑張っていたらというような小さな後悔は絶対にしてほしくありません。
昨日の試合で勝ててたらという後悔があるなら、すぐにその後悔を行動に移してください。そうしていけば、最後に残る後悔は本当に少なくなると思います。
中学生へ
沼津東高校は本気でサッカーをするにはとても良い環境です。どの選手も全力で取り組んでいるので、やっていてとても楽しいと思います。サッカーだけだなく、勉強をする環境も整っています。どの生徒も勉強に対する意識が高いので、たくさん刺激を受けられます。
沼東サッカー部は文武一流を目指しています。勉強もサッカーも頑張りたいという人は大歓迎です。ぜひ一度体験や見学に足を運んでみてください。
沼津東高校サッカー部 第73代主将 野村明輝



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